価格68040円
■商品番号08F75MEH030C■商品概要カラー:キャンディーフェニックスブルーサイズ:430(長さ)×490(幅)×300(高さ)mm材質:カバー部(塗装部:ABS/他:ナイロン)容量:12リットル許容積載量:2kg※メーカー純正オプションの為、■適合車種▼HONDADN-01 RC55 ■詳細説明◇車両のキーで、クルージングバックレストの収納スペースの開施錠ができます。◇タンデムライディング時にパッセンジャーが長時間を快適に過ごすことをコンセプトに開発。◇背中で支える方式は、パッセンジャーの体全体を『クルージングバックレスト』に預けることが可能となり、長時間を快適に過ごすことを可能としている。◇急な雨への対応を想定し、容量12リットルの収納スペースを確保。ライダーとパッセンジャー二人分のレインスーツを収納することをイメージした容量としている。◇塗装は車両本体と同色・同手法を実施。《クルージングバックレスト》-開発コンセプト-モーターサイクルにとって、これまで最も重要視され、走破性や操縦性・走行安定性など様々なシチュエーションを論じられてきたのがソロライディングです。このため、マシンの性能やライディングポジションなどは、開発段階からキメ細やかな配慮がなされ、その特性は試乗会(テストライド)やメディアを通して、幅広く訴求されています。一方、長いモーターサイクルの歴史の中で、最大で二人が乗車可能なモーターサイクルにとって、重要な要素であるはずのタンデムライディングに関しては、開発段階においてもソロライディングほど注視されることは少なく、あくまでも付帯的な位置づけとして扱われてきました。実際に世界各国で販売されているモーターサイクルを見渡しても、タンデムライディングを重視したモデルとして評価されるモデルは多くなく、グランドツアラーと位置づけられるモデルだけであり、HondaにおいてはGL1800(GOLD WING)こそグランドツアラーとしてソロライディングからタンデムライディングまでの幅広いバイクライフに対応可能なモデルとなっています。しかしながら、スーパースポーツからスクーターに至るまで、タンデムライディングは、モーターサイクルにとって欠かすことのできないバイクライフスタイルです。そして、タンデムライディング時の“パッセンジャー快適性”は、これまでのモーターサイクル文化において、誰もが見て見ぬ振りをして過ごしてきた歴史なのです。(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターでは、このタンデムライディングに着目し、Hondaの純正用品としての誇りと技術をつぎ込み、バイクライフの更なる広がりと“パッセンジャー快適性”の格段進化をテーマとして『クルージングバックレスト』を開発しました。この『クルージングバックレスト』は、Hondaの財産であり、ソロライディングからタンデムライディングまでの幅広いバイクライフに対応可能なGL1800(GOLD WING)を徹底的に分析して開発。高い技術力とHonda純正用品としての開発環境をフルに活かし、これまでに例を見ないパッセンジャーの快適性とスタイリング性を実現しています。現在『クルージングバックレスト』は、DN-01、SILVER WING400、SILVER WING600、FORZAの4モデルに搭載を可能とし、快適なタンデムライディングという新たなバイクライフを提供しているのです。-スタイリング-クルージングバックレスト』を開発するに当たり、Hondaのデザイナー達は、“パッセンジャーの快適新空間”をコンセプトとし、“車両本体とのスタイリングの一体感”をキーワードとしてデザインに取り組みました。まずは、パッセンジャーの快適性は、タンデムライディング時の居住性と安心感にあると考え、様々な走行シーンや体格の異なったパッセンジャーを想定し、最適な座面形状を検討。この結果、広く厚みのある座面が、パッセンジャーの腰から背中にかけてゆったり包み込む『クルージングバックレスト』のバケット形状が完成しました。このバケット形状は、『クルージングバックレスト』下部の腰に当たる座面は広く、また奥行きも深くなっており、背中を支える上部方向に至るに従って座面が狭く奥行きも浅くなる立体の台形デザインとなっています。このパケット形状は、身体の大きな人から小さな子供に至るまで、幅広いパッセンジャーの腰から背中を優しく包み込み、安心で快適な居住空間を提供するデザインとして完成したのです。次いで、車両本体とバックレストとのスタイリングの一体感については、大いに悩むところでした。 車両本体のスタイリング“パッセンジャーの快適新空間”の提供という目的のために損なうことは、本末転倒と考えられます。そして、多くの方が望む“積載性”という課題。デザイナー達は、この相反する課題を克服するため、様々なデザイン画を描き、クレイモックを製作して車両本体に搭載させました。しかしながら、スタイリッシュな車両に“積載性”の高い「ボックス」を搭載することは、異様なスタイリングを作り出すばかりか、『クルージングバックレスト』の “パッセンジャーの快適新空間”の提供というコンセプトを揺るがしかねない結果となっりました。そこで、“パッセンジャーの快適新空間”の提供というコンセプトの原点に戻り、最適なバックレストに積載性を持たせるという逆転の発想が生まれました。積載能力は、レインスーツ二人分を収納可能な容量として12リットルを設定。その結果、車両本体のスタイリングにマッチした『クルージングバックレスト』のデザインが完成したのです。-走行安全性への拘り-『クルージングバックレスト』は、車両本体に搭載する際、車両本体側に固定するマウントにハンドル揺れ(シミー振動)抑制に寄与する“揺動式マウント”を採用しています。通常、バックレストやトップボックスなどの用品を車両本体のリアに直接固定(リジッド式)で搭載した場合、走行中にリア周辺から共振が生じ、ハンドルが揺れるシミー振動を発生させてしまいます。シミー振動が発生することで、車両本体は、走行中の安定性を損なう可能性が高くなり、ライダーの不安を煽ることとなります。このシミー振動を抑制させる効果と、横方向からの衝撃がパッセンジャーへ伝達するのを緩和させる効果を生み出すのが『クルージングバックレスト』で採用している“揺動式マウント”なのです。“揺動式マウント”は走行中のリア周辺からの共振を自らが動くことで解消し、ハンドルへの振動伝達を融和します。また、タンデムライディング中に旋回した場合のパッセンジャーへの衝撃も、パッセンジャーを乗せた“揺動式マウント”が旋回時にいち早く動くことで、横方向からの衝撃がパッセンジャーへ伝達するのを緩和させるのです。これにより『クルージングバックレスト』を搭載した状態でも、走行安定性を確保することを可能としたのです。(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターでは、この“揺動式マウント”をクルージングバックレストだけでなく250cc以上モデルに搭載する多くの トップボックスにも採用しております。これは、純正用品のプライドと責任として、モーターサイクルを運転する際のライダーの方が感じる 操縦安定性に影響を与えないことを最優先としているからです。-バックレスト機能- デザイン的に制約の多かった『クルージングバックレスト』の開発に当たり、参考としたのはHondaが誇るクルーザーGL1800(GOLD WING)でした。Hondaの開発スタッフは、GL1800(GOLD WING)のバケット状バックレストを参考として、『クルージングバックレスト』においても、腰から背中でパッセンジャーをサポートし、車両特性に合った形状と仕様を決定。クルージングバックレストの大型パッドはGL1800(GOLD WING)譲りのバケット形状と硬度を専用に開発したクッション素材を採用することで、これまで成し遂げられなかった快適性を実現しました。また、表皮に関しても、GL1800(GOLD WING)と同等の耐久性と質感を持った素材を採用。縫製・立体裁断にも拘ることで質感を高めています。結果として、既存の座面が小さいバックレストやバックレスト機能を持たせたトップボックスでは得ることができない、パッセンジャーの安心感と快適な居住空間を『クルージングバックレスト』は実現することができたのです。 ■注意点※同時装着不可商品:バックレスト(08F75MEH010/020/030/040/060)※取付には、車体に穴あけ加工が必要です。※取付アタッチメントは、本体に同梱されています。※写真のクルージングバックレスト:ワン・キー・タイプに貼付している[HONDA]のゴールドエンブレムは別売です。同梱品は、シルバーの[HONDA]エンブレムです。※画像には一部他のカラーが含まれています。※ワン・キーシステムはセキュリティの都合上、お客様ご自身での取付作業ができないよう作成されています。取り付けはHONDA正規のディーラー等にご依頼ください。
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